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ソシャゲ離れが進むのはなぜか?大学院生が考察してみる

最近「ソシャゲ離れ」をよく耳にしませんか?

あなたはソシャゲで遊んだことがありますか?もしかしたら、ソシャゲに熱中した方もいるのではないでしょうか。

では、なぜ「ソシャゲ離れ」が有名になったのか、また「ソシャゲ離れ」の理由について考察してみます。

Contents

Twitterで「ソシャゲ離れ」がバズる?

いまどうしてる?

ソシャゲとは、SNS上で動作環境が提供されているブラウザゲームを示す言葉です。

ソシャゲはウェブブラウザ上で動作するため、スマホさえあればどこでも遊ぶことができます。スマホは一人に1台所持していると言われるため、多くの企業が目を付け、ソシャゲ業界が拡大しました。そのため、急速にソシャゲが広まり、スマホ上で遊べるゲームとして人気となりました。

しかし、現在ソシャゲから離れていく人が続出しています。そして、ついに12月3日に「ソシャゲ離れ」がTwitterのトレンド入りをし、話題となりました。

ソシャゲ離れが進んだ4つの理由を考察

ここでは、ソシャゲ離れが進んだ理由を、ユーザー(ゲームを遊ぶ人)目線から考察します。

缶チューハイを飲みながら廃課金するソシャゲユーザー

ソシャゲにあきた

単純に「ソシャゲにあきた」ことが理由になります。人気のソシャゲ1タイトルにつき、数10万人~数100万がいるとされています。その中のほとんどが「ライトユーザー」といわれる一般層になります。

[ライトユーザーのソシャゲを遊ぶ動機]

・TVやYoutubeの広告から興味を持つ

・好きな漫画のコラボが来たから

ライトユーザーは1週間のうち数回程度、ソシャゲを楽しむ層といわれています。しかしライトユーザーは、「話題性」や「コラボが終了」するとすぐにソシャゲをやめてしまいます。

ソシャゲが広まる前は、ソシャゲを遊んだことがない方がたくさんいました。しかし、現在は誰もがソシャゲを1度はプレイしたことがあるといわれています。そのため、ソシャゲ自体に見切りをつけ、ソシャゲ離れが拡大したと考えられます。

課金がつらい

課金とは、「お金を支払ってゲームアイテムを買う」ことを示します。ソシャゲの利益は、ユーザーの課金から得られています。特に知られているのは、ガチャをひくために課金をすることだと思います。

課金をすることにより、ゲーム内で強くなることはできますが、必ずしもお目当てのアイテムが入手できるわけではありません。そのため、何度も課金してしまい、課金がやめられない状態に陥ります。

また、ほかのユーザーより強くいるためには、課金をすることが近道です。しかし「新しいアイテムが実装されたら課金する」を繰り返しても、一時的に強くなるだけで、必ず追いつかれます。そのため、課金をすることが義務となり、「課金がつらい」という状態になります。

ソシャゲをすることが義務となり依存していることに気づく

ソシャゲを始めた直後は、真新しさもあり、熱中する人もいるのではないでしょうか。

しかし、ソシャゲはやりこむ要素はありますが、何回も同じことを繰り返す必要があります。

つまり、既存の体験を繰り返しているにすぎません。新しい体験ではないため、毎日のノルマが義務となり、ソシャゲに依存していることに気づくのです。

別にやりたいことができた

単純に他にやりたいことができた、という理由もあります。

ほとんどのソシャゲには、「1日のノルマ」があり、長くて2時間も拘束されます。そのため、別にやりたいことができません。そのため、ソシャゲをやめて、時間を作るわけです。

ソシャゲ以外の楽しみが普及

ここではソシャゲ離れが起きた理由を考察したいと思います。

あの日見たお気に入りの動画が見つからない

Youtube等の動画進出

現在は動画が非常に盛んであり、1日に1回は必ず動画に触れていると思います。

[動画が進出した理由]

・スマホの普及率が高まる

・スマホのスペック

・画面サイズが大きくなる

・回線のスピード

ここで、注目したいところが、スマホのスペックです。以前までは動画を快適にみるには、パソコンが必要でした。しかし、最近はスマホのスペックが上がり、動画を快適にみることができます

また、Youtubeの進出で、勉強や運動の解説、リラックスするときに聞く音楽やお笑い動画など、Youtube一つで何でもできます。

そのため、たくさんの人の時間が動画視聴に流れ、ソシャゲ離れにつながったと考察します。

Amazonプライム・ビデオやNetflix等のサブスクリプションが充実

サブスクリプションとは定期的に利用料金が必要なソフトウェアやサービスのことを示します。有名どころだと、「Amazonプライム・ビデオ」、「Netflix」、「Spotify」などがあげられます。

サブスクリプションが始まるまでは、ソフトウェアは一括購入が当たり前でした。そのため、OS等のアップデートが入ったらメーカーの保証が終了し、買いなおす必要がありました。

その点、サブスクリプションなら定期的に利用料金を支払うことで、常に最新のソフトウェアを使うことができます。また、使用することがなくなればいつでも解約できるため、気軽に試すことができます。

そのため、近年ネットサービス等にサブスクリプションが用いられるため、利用者は気軽に様々な経験が得られます。これが、ソシャゲ離れにつながったと考察します。

まとめ

今回は、ソシャゲ離れが進んだ理由と、その考察を解説しました。

正直、ソシャゲで得られるメリットは非常に少ないと思います。

大学の友人にソシャゲ離れをした理由を聞くと、「時間がもったいなかったからやめた」という意見がありました。

若い時期の時間は非常に重要です。

「ソシャゲをやって時間を無駄にした」と、後悔しないためにも、これを機会に「ソシャゲ離れ」をしてみてはいかがでしょうか。

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hironiisan
大学院に通っている、ヒロ兄と申します。 趣味は、研究/読書/散歩/筋トレ。 大学生に有用な情報を提供していきます。