あなたは勉強中に音楽を聴きますか?
勉強中に音楽を聴くと集中できるかどうか、知りたい方は多いと思います。
そのため、今回は「勉強中に音楽を聴いても集中できるかどうか」についてご紹介します。
Contents
音楽を聴きながら勉強する理由
リラックスして勉強できる
音楽を聴くことで、リラックスして勉強することができます。
脳がリラックスすると、α波と呼ばれる脳波を出します。α波は心身ともにリラックスした状態の時に発するといわれています。最近では、ストレス解消や脳機能開発への効果が期待されています。
「音楽を聴くことのメリット」
・リラックス効果
・ストレスの低減
・集中力を上げる
日常生活でα波を引き出すには、音楽や自然音を聴くことで発生するといわれています。
そのため、音楽や自然音を聞くと、リラックスしながら勉強することができます。
音楽と関連付けて暗記できる
音楽を聴きながら勉強すると、聴いた音楽に関連付けて暗記することができます。
有名な暗記方法は、部屋にあるものと結び付けて暗記する方法です。それの音楽バージョンと思ってください。
脳は、実際に体験したエピソードを思い出として長期保存する性質を持っています。そのため、音楽と関連付けて勉強することで、思い出しやすくなります。
雑音をシャットアウトできる
音楽を聴くことで、話し声などの雑音をシャットアウトすることができます。
私の友人に、カフェなど雑音がない場所では集中できない人もいます。そのような方は良いのですが、ほとんどの方は、雑音がある場所では集中できません。
そのため、集中したいときは音楽を聴きながら勉強することで、雑音をシャットアウトすることができます。
最近の音楽機器は優れていて、勉強中にノイズキャンセリング搭載のイヤホン、ヘッドフォンを用いることをオススメします。特に、SONY製のヘッドフォン「WH-1000XM3」は特におすすめです。私の周りに愛用者が多く、この価格帯のノイズキャンセリングヘッドフォンの中で、ずば抜けて高機能です。
無音だと集中のしすぎで疲れる
無音で勉強すると集中のしすぎで疲れる時があります。
そんな時は、音楽を聴きながら勉強してみてください。音楽にはリラックス効果もあるため、気分良く勉強することができます。
音楽を聴きながら勉強する強烈なデメリット
脳の処理能力が落ちる
作業中に音楽を聴きながら勉強すると、気が散ります。また、脳の情報処理能力を下げると言われています。
というのも、脳の中で情報処理をしている部分が、音楽を聴くことでそのリソースを奪うからです。そのため、余った部分を使って勉強するため、効率が悪くなります。
特に影響を受けるのが、
・新しいことを覚える
・新しいことを思いつく
・目の前の作業に集中する
この3つだと言われています。
また、頭の回転が最大で半分も低下すると言われているため、気を付ける必要があります。
気分がよくなるだけ
好きな音楽を聴くと、リラックス効果だけでなく、気分も良くなります。
しかし、この「気分がよくなる」はただの錯覚です。
好きな音楽を聴くと、ドーパミンが出て「達成感を得た」と脳が勘違いします。これが勉強ができたと勘違いすることに繋がり、結果「何も覚えていない」だけが残ります。
勉強中に音楽を用いる具体的方法
勉強に音楽を用いたいのなら、「使い分け」が必要です。そのため、具体的な使い方をみていきましょう。
好きな音楽を勉強の10~15分前に聴く
好きな音楽を聴くとドーパミンが出て、気分がよくなります。しかし、勉強中に好きな音楽を聴くのは効率がよくない...
そのため、勉強前の10~15分前に好きな音楽を聴くことをオススメします。
ドーパミンは、人間の意欲や快楽に関係する物質で、「心地よい」と感じると出るといわれています。このドーパミンを勉強前に出すことで、勉強に対する意欲や、達成感を上げます。そして、勉強をするのが楽しくなります。
集中のしすぎを防ぐために音楽を聴く
無音だと集中しすぎで疲れてしまい、長時間勉強できない時があります。
そんな時は、歌詞のない曲を聴きながら勉強することをオススメします。
歌詞のある曲を聴くと、歌詞自体が頭に浮かび、多量の脳のリソースが奪われます。しかし、歌詞のない曲ならリラックスしながら勉強をすることができます。
勉強中に聴くおすすめの曲
ここでは勉強中に聴くオススメの曲をご紹介します。
自然音
自然音を聴くと、α波が出てリラックスすることができます。
こちらは1時間の動画であるため、時間管理をするのにもぴったりです。
クラシック
クラシックを聴くと頭がよくなる可能性がある、と言われています。効果は、認知機能の増加と記憶力の向上だそうです。
特にモーツァルトは、集中力があがったり、リラックスすることができるため、オススメです。
https://youtu.be/Bnq6kt6HfDo
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、「勉強中に音楽を聴いても集中できるかどうか」についてご紹介しました。
結論として、メリットとデメリットの両方があるため、「使い分け」が重要になります。
私の場合は、「研究中にアイデアを出すときは無音」、「プログラムに起こす作業中には自然音を聴く」と使い分けています。
使い分けることによって、タスクの切り替えがうまくできて、すぐに集中することができると感じています。
あなたも、一度試してみてはいかがでしょうか。