・大学の研究活動で徹夜するメリット・デメリットが知りたい
・本当に徹夜していいのか
上記の疑問を解消するために、この記事では大学の研究で徹夜をするメリット・デメリットをご紹介します。
Contents
徹夜して研究する必要はあるか?
結論から言いますと、時と場合によります。
例えば、学会の論文作成を期日ギリギリまでブラッシュアップさせたり、発表練習を徹底的に行ったりするなどがあげられます。
ここで「徹夜しなくてもできるよね?」という意見があると思います。
しかし、急な実験など、スケジュール管理を徹底していたとしても、予期せぬ予定が降ってくる時があります。
また、「試験期間と、学会の論文締切が被って徹夜した」なんて方はよく見かけます。
このように理系大生にとって徹夜は、切っても切れない関係にあります。
理系大学生に送るブラック研究室と徹夜の関係
「ブラック企業」は、ほとんどの方が聞いたことがあると思います。近年社会問題として取り上げられるほど注目されました。
その点、「ブラック研究室」という言葉を聞いても、理系大学生以外はイメージするのが難しいと思います。
・1日8時間以上研究室にとどまるよう、命令が下りる
・学生を捨て駒として扱う教授の研究室に入る
・研究室の明かりが消えない
上記の内容が1つでも当てはまれば、その研究室はブラック研究室です。
ここで注目したい部分が、ブラック研究室と徹夜は深い関係があることです。ブラック研究室に所属すれば、自由な時間がありません。朝から夜遅くまで、教授の手足となり働かされます。
徹夜をしたくないと考えている方は、ブラック研究室には所属しないほうがいいです。
徹夜した経験がある大学生が感じた、徹夜のメリット・デメリット
私はブラック研究室に所属しているわけではありませんが、研究室で徹夜をしたことがあります。その時に感じた、徹夜のメリット・デメリットをご紹介します。
大学生が徹夜するメリット
研究がどんどん進む
研究をどんどん進めたいと考えている方は、どんどん徹夜しましょう(笑)
他の研究生と差をつけたいのなら、ハードワークは必須です。
研究で成果を残す人は、とにかく研究に時間を使っています。
しかし、徹夜は寿命が縮めるため、徹夜する方は自分の体と相談して行ってください。
どんな状況に陥っても徹夜よりマシという思考になる
徹夜って、かなり身体に負担をかけます。
一度でも徹夜をしたことはある方はわかると思いますが、次の日のパフォーマンスが落ちているのが自覚できるほど辛いです。
これが何日も続くとなると...想像するだけで悪寒がします(笑)
徹夜のメリットはほとんどありませんが、数少ない良いことがあります。それは「たとえつらいことがあっても徹夜よりマシ」といった思考になることです。
一度でも辛いことを経験すると、「そのつらい経験よりはマシ」と考え、大抵のことは乗り越えることが出来ます。
大学生が徹夜するデメリット
勉強に手がつかなくなる
徹夜すると、勉強に手がつかなくなります。
私は一度、大学の試験期間と、学会の論文提出日が被ったときがあります。
その時は、徹夜して試験勉強と論文作成を行いました。結果はお察しの通り、徹夜によって、勉強に手がつかなくなった経験があります。
大学授業のさぼり癖がつく
徹夜ををよくする学生ほど、授業をさぼりがちになります。私の知人で徹夜する学生の8割以上が、朝一の授業をよくさぼっていました。
徹夜して研究を進めることは、良いことだと思います。しかし、大学生の本分は授業に出て学ぶことなので、徹夜はほどほどにしましょう。
作業量が多いほど研究の質が上がる場合が多い
大学の研究論文の質は、作業量に比例することが多いです。そのため、研究にこだわりたいと考えている方は、時間を確保するために、徹夜することをオススメします。
【研究論文の質が、作業量に比例する理由】
・量が質を生むから
・質はいきなり上がらない
・良質なものは豊富な知識と経験が必要
研究に従事する時間は、学部生で1年、修士生で3年という短い時間だけです。正直そんな短い期間で良い成果が出ることはありません。
例えば、急に「サッカーをしよう」と思った人が、いきなりきれいなドリブルができないことはわかると思います。
何事も、多くの作業をこなして知識や経験を得ないと、一流にはなれません。
そのため、大学生の研究という短い期間で成果を出したいなら、徹夜をするなど、作業量を確保することはとても重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、大学の研究で徹夜をするメリット・デメリットをご紹介しました。
まとめると、
研究がゴリゴリ進む
どんな状況に陥っても徹夜よりマシという思考になる
勉強に手がつかなくなる
大学授業のさぼり癖がつく
徹夜は自分にとって諸刃の剣となります。
徹夜する際は自分の身体と相談して行いましょう。
それでは良い研究ライフを!