今回はインターンシップに向けて、「インターンシップの内容」をご紹介します。
また、私はインターンシップに9社ほど参加しました。その時の体験談も語らせていただきますので、ご参考ください。
「インターンシップとは何か」、「先輩のインターンシップ体験談を聞きたい」と思っている方は、ぜひご覧下さい。
Contents
インターンシップとは
インターンシップ(英: internship)とは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。 商人・職人のための徒弟制度と似ているが、標準化や監査などはされていないため、指すところの内容は様々である。略称として、インターンとも呼ばれる。
インターンシップとは、学生が実際の企業で職場体験ができる制度のことです。
社会に出る前に、「社会人になるとはどういうことか」、「仕事とは何か」など、企業の中に、実際に入ることで体験できる貴重な機会になります。
特に重要なのが、これからの進路選択の基準を発見・整理することができます。
インターンシップの種類
ここでは、インターンシップの種類について解説していきます。インターンシップには、様々な名称がありますが、主に「短期インターンシップ」「長期インターンシップ」の2つに分類することができます。
どのインターンシップが私に適しているかわからないという方は、一緒に見ていきましょう。
「1~3days」短期インターンシップ
短期インターンシップの特徴
短期インターンシップの特徴は、「短い期間(1~3日)で完結するインターンシップ」になります。そのため、数多くの企業のインターンシップに参加することができるのが特徴になります。
数多くのインターンシップに参加することで、企業の違いや、様々な業界に目を向けることができます。多くの企業に触れることで、就活の選択肢を広げ、自分にあった企業を選ぶことができます。
短期インターンシップの内容
短期インターンシップの内容としては以下になります。
- 企業説明
- グループワーク
- 先輩社員との座談会
ほとんどの企業は、この3つをプログラムに組んでいます。
ここで重要になってくるのが、③の先輩社員との座談会になります。企業が言えない本音も、先輩社員によれば話してくださる方もいます。企業の内情を知る絶好の機会なので、遠慮なく質問しましょう。
「1~2weeks」長期インターンシップ
長期インターンシップの特徴
長期インターンシップの特徴は、「長い期間(1~2週間)で完結するインターンシップ」になります。そのため、数多くある起業から、本当に興味のある企業数社に絞る必要があります。
数社のインターンシップしか選べませんが、インターンシップ先の「企業の特徴」や、「実際の業務を体験することで自分に向いているか」を知ることができます。
長期インターンシップの内容
長期インターンシップの内容としては以下になります。
- 企業説明
- 業務体験
- 成果報告
長期インターンシップは、このような流れで行われます。
長期インターンシップは、「業務体験」できることが大きなメリットになります。実際に仕事を体験することで、本当に企業とマッチングしているか確かめることができます。
また、成果を残すことができると、その場で内定がもらえる時があります。気を抜かずインターンシップに臨みましょう。
インターンシップ開催のメリット
学生がインターンシップに参加するメリット
インターンシップが自己成長に繫がる
インターンシップは学生が仕事を体験する場ですが、多くの企業が将来役立つスキルや、人間関係のコツ等、自己成長に繋がる学びを提供されます。そのため、インターンシップに参加することで、自己成長をすることができます。
多くの学生は、社会に出てから社会人に必要な知識を身につけていきます。しかし、インターンシップに参加することで、社会人に必要な知識を先取りをすることができます。
就職活動に有利になる
インターンシップに参加することで、就職活動を有利に進めることができます。インターンシップでは、学生のある程度の能力を測ることができます。そのため、優秀な学生がインターンシップに参加していれば、成果しだいで内定が出る可能性があります。
ここで重要なのが、「インターンシップに参加する」ことではなく「インターンシップに参加した結果、就職活動に有利になる」ことです。ただ受身で参加するだけでは、企業は評価しません。そのため、積極的にインターンシップに取り組みましょう。
企業がインターンシップを開催するメリット
学生とのミスマッチを防ぐ
インターンシップは「業務体験」を通じて、学生と企業の相性を見る機会でもあります。これは企業にとって、ミスマッチを防ぐために、非常に有益だとされます。
近年、新卒大学生の3割が、3年以内に離職しています。そのため、多くの企業は早期退職を防ぐために、あらかじめインターンシップでミスマッチを防ぐ意図があります。
優秀な学生を早く採用できる
企業にとって欲しい人材は「優秀」であること。最近は若者の数が少ないため、人材を確保するのが非常に難しいです。
そのためインターンシップでどの企業よりもはやく人材を確保する必要があります。就職開始前に優秀な学生に目をつけておくことで、人材を確保することができます。
インターンシップに参加する前の事前準備
・あなたがやりたいこと
・あなたができること
・企業に求められていること
以上の3つを軸に、インターンシップ選びをしてください。
まずは、あなたが今やりたいことを見つけます。これがなければ、企業選びすらできません。やりたいことが見つからないなら、「何をやっている時間が一番楽しいか」、想像してください。
次に、あなたができることを探してください。高校や大学、趣味で培ってきた、「あなたの強み」が武器になります。例えば、「大学でプログラムが得意であれば、IT関連のインターンシップに参加する」です。
最後に、企業に求められていることを考えてください。例えば、企業が学生に期待していること。IT企業のインターンシップで、プログラムができないのに初めて実習でプログラムを触っても理解できません。また、企業側のメリットもありません。学生、企業ともメリットを得られるように、マッチングしているか確かめてください。
私のインターンシップ体験談
私は、短期インターンシップに6社、長期インターンシップに3社参加したことがあります。そこで、私がインターンシップで得たことや体験談をここで語ります。
「短期インターンシップ」体験談
私は短期インターンシップに6社参加しましたがすべて、就活支援サイト「リクナビ」「マイナビ」からエントリーして参加しています。
「短期インターンシップの参加までの流れ」
1.就活支援サイトでインターンシップ検索
2.就活支援サイトから企業URLでホームページに飛び、エントリー
3.締切後1週間以内に合否メール
短期インターンシップの参加までの流れですが、ここでエントリーシートを準備する必要があります。エントリーシートには、「インターンシップ参加理由」「学生時代に取り組んだこと」「何を学びたいか」など聞かれました。
自己分析と業界研究に加え、学生時代に何に取り組みどんなことを得たかを、具体的に説明できれば、短期インターンシップのエントリーシートは通過すると思います。
短期インターンシップの内容としては以下になります。
- 企業説明
- グループワーク
- 先輩社員との座談会
ほとんどの企業は、この3つの内容がメインでした。
グループワークは、「企業が指定する製品の改良案」や、「製品製造工程の欠陥を見つける」といった、参加した企業にまつわる内容がほとんどでした。
また、先輩との座談会ですが、ここではたくさん質問をしたほうがいいです。ここで思わぬ情報が得られるときがあります。ちなみに私はこの座談会で、1時間以上も時間オーバーするほど質問をしました(笑)
「長期インターンシップ」体験談
私は長期インターンシップに3社参加しましたが、すべてエントリー方法が違います。
- 大学のキャリアセンターからエントリー
- 就活支援サイト「リクナビ」「マイナビ」からエントリー
- 大学の教授から推薦
上記の3つからエントリーしています。エントリー方法とインターンシップの内容を順に説明していきます。
「大学のキャリアセンターからエントリー」
1.大学のキャリアセンターに行き、インターンシップ企業一覧を受け取る
2.企業一覧からインターンシップ参加企業を選択し、キャリアセンターに報告
3.締切後1週間以内に抽選で合否メール
「就活支援サイト「リクナビ」「マイナビ」からエントリー」
1.就活支援サイトでインターンシップ検索
2.就活支援サイトから企業URLでホームページに飛び、エントリー
3.エントリーシート、面接を受ける
4.3が終了後1週間以内に合否メール
「大学の教授から推薦」
1.大学の教授から企業紹介
2.エントリーシートを記入後、教授に提出
長期インターンシップの参加までの流れですが、ここでエントリーシートと面接の準備する必要があります。
エントリーシートには、「インターンシップ参加理由」「学生時代に取り組んだこと」「何を学びたいか」などから、「研究紹介」や「プログラミングの経験」を聞かれました。
面接は、エントリーシートに書かれた内容を深堀りされました。また、IT系の企業には、プログラミング歴と、インターンシップ中に使う言語の学習を今からできるかなどを問われました。
エントリーシートと面接の突破方法は、短期インターンシップと同じで、自己分析と業界研究に加え、学生時代に取り組み何を得たかを、具体的に説明できれば、通過すると思います。ただし、面接に関しては慣れが必要なため、面接練習をすることをオススメします。
次にインターンシップの内容ですが、以下になります。
- 企業説明
- 会社案内
- 業務体験
- 成果報告
以上のことを体験しました。企業によっては、打ち上げも行われます。
長期インターンシップで一番重要なのは、業務体験です。企業から課題を与えらえれ、業務をこなしますが、その中で課題が設けられます。淡々とこなすのもいいですが、「どうしてこの課題が与えられたか」出された意図を考えると、成果発表しやすくなります。
私の場合、アプリを1つ作成する課題と、製品の解析を任されました。
2つの課題とも、知識がほとんどありませんでしたが、やってみれば案外なんとかなります。職場内の雰囲気は、研究室内で先輩方と研究するのと大して変わりません。わからなければ、先輩社員に聞けば解決しますので、遠慮なく聴きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。インターンシップについて、少しでも参考にしていただけるのなら非常に嬉しいです。
社会人になる前に企業のことを知ることができる機会です。この機会を逃さずに、積極的にインターンシップに参加しましょう。
また不安であるなら、先輩に聞くことが一番の解決策です。
うまく研究室を利用して、たくさんの企業に足を運んでみてください。