忘年会のシーズンがやってきましたね。
あなたは忘年会に参加しますか?
SNS上では「忘年会スルー」がトレンド入りするなど、かなりにぎわっています。
今回は「忘年会スルー」をテーマに、忘年会とは何なのかから、断り方まで解説していきます。
Contents
忘年会スルーが話題に

新年号になって初めての忘年会シーズンを迎えた今、SNSで「忘年会スルー」というハッシュタグが多くの話題を集めています。
数年前だと、サラリーマンのコミュニティは勤めている会社だけでした。そのため、会社での人間関係を良好に保つためには、忘年会の参加は必須でした。
しかし、近年インターネット等を通じ、コミュニケーションが変わりゆく中、「#忘年会スルー」という声が多く投稿されています。
以前までは、忘年会への参加は義務でしたが、SNS等インターネットを通じて不満が拡散し、忘年会の参加率はどんどん下がっています。
忘年会が生まれた理由

SNSを見ると忘年会は嫌われていることがわかります。
では、なぜ忘年会は開催されるのでしょうか。
忘年会とは広辞苑によると「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」とあります。
忘年会というのは日本独特の行事のようですが、その起源は、鎌倉時代にまでさかのぼる事が出来ます。と言っても現在のドンチャン騒ぎとはまったく逆で、優雅に厳かに連歌(和歌などをつなげて詠うもの)を詠う「年忘れ」という行事だったのです。出典:忘年会 - 越前屋
忘年会は鎌倉時代から受け継がれてきた、行事です。忘年会が嫌いな方にとっては「負の遺産」ですが...。
「年忘れ」がキーワードであり、その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会のことを、忘年会と呼ぶわけですね。
忘年会が嫌われる理由

時間の無駄
SNS上で「忘年会をスルーする」と投稿する一番の理由が、時間の無駄です。
職場の飲み会は、「つまらない」「楽しくない」にも関わらず、大切な時間を浪費します。なぜ自分の時間を使ってまで、出席するのでしょうか...なぞです。
お金の無駄
お金の無駄も、SNS上で「忘年会をスルーする」投稿する大きな要因の一つです。
つまらない行事に参加しているのに、お金を払うなんて、意味が分かりませんよね。
話すこともなく、むしろ顔すら見たくない方にお金を払って参加する必要はないので、今すぐに断りましょう。
日々のストレスの表れ
SNSで投稿される内容を見ると、若手のほうが被害者なのがよくわかります。
上司からの小言
酒癖が悪い
1年間の愚痴を聞かされる
忘年会は年の苦労を忘れる「宴会」であるため、その宴会でストレスをためる必要はありません。今すぐ忘年会をお断りしましょう。
忘年会をスルーするかどうかの判断基準

忘年会をスルーしてはいけない人
・この会社で一生働く
・社内で早く昇進したい
・会社以外にコミュニティがない
SNSの投稿に流されて、忘年会をスルーする人も見かけられますが、今一度考えなおすべきです。もし忘年会をスルーすれば、間違いなく社内での風向きは悪くなります。
忘年会をスルーすべき人
・転職のあてがある
・独立する予定がある
・会社を辞めろと言われても問題がない
忘年会をスルーすべき人は、「将来のあてがある」人だけです。忘年会なんて時間を浪費するだけなので、私はスルーすべきと思いますが、将来の当てがないなら忘年会スルーはやめておきましょう。
忘年会の断り方

忘年会を断るには勇気がいると思います。そのため、ここでは忘年会の断り方をご紹介します。
忘年会をスルーするポイント
「断るポイント」
・自分の立場が危うくなるような嘘はつかない
・人間関係を壊すような嘘はつかない
ポイントは、「嘘をつかない」になります。嘘をつくと、どこかで必ず嘘がばれます。自分の立場を守るためにも、忘年会をスルーする理由に嘘を用いるのはやめましょう。
忘年会をスルーする理由
「一般的な断り方」
・家庭の事情
・体調不良
仕事よりも、優先順位が高い内容を絡めて断るのがコツです。
家庭の事情であれば、「子供が熱を出して寝込んでいる」や、「両親の介護」などがよく使われています。
体調不良は、鉄板ですね。忘年会は冬に開催されるため、あまり違和感はないため使いやすいですが、多用するのは控えましょう。
まとめ
忘年会スルーが話題になることから、「時代だな」と思います。そうでないと、トレンドにはなりませんし...。
飲み会は楽しいですが、重要となってくるのは「誰と飲むか」になります。
時間を無駄にしたくないなら、今すぐ忘年会を断りましょう。