このような意見に対して、お応えしていきます。
✔本記事を読むメリット
- 初任給の支払いのタイミングがわかる
- 新卒前の最低貯金額がわかる
新卒一番の楽しみは初任給!!という方は多いです。
しかし、会社によっては初任給は5月に支払われることもあります。僕は新卒の初任給は5月20日に支払われ、お金に困った経験があります。
そのため、事前に初任給の支払いタイミングを確認しておかないと、家賃や光熱費を払うことができないなんてことも。
この記事では、「新卒初任給の支払いタイミング」について、いつ支払われるのかについて解説します。また、初任給が5月の場合の最低貯金額について、僕の経験談を語ります。
Contents
初任給の支払いは3パターンある
労働基準法では、「賃金は通貨で直接、毎月1回以上、一定期日に支払うこと」と決められています。
ここで「一定期日」が重要となります。
毎月決められた日に給料が支払われますが、会社によって支払日が違います。
初任給の支払いタイミングについて、3パターン解説しますので、1つずつ見ていきましょう。
✔初任給の支払いタイミング
- 当月末締め、当月払い
- 〇日締め、当月〇日払い
- 当日締め、翌月払い
当月末締め、当月払い
「当月末締め、当月払い」は、月末までの給料を当月に受け取ります。
例えば「当月末締め、当月28日払い」の場合、4月1日入社である新卒は、4月分の給料を4月28日に受け取ることになります。
初任給が20万円の場合、4月末に支払われる給料は20万円であるため、お金がない新卒社員にとって非常にうれしい給与タイミングになります。
〇日締め、当月〇日払い
「〇日締め、当月〇日払い」は、ある期間内の給料を当月に支払うことです。
例えば「15日締め、当月25日払い」の場合、4月1日入社である新卒は、3月15日から4月15日までの労働分の給料が支払われます。
3月は働いてないため、支払われる給料は、求人に書かれている給料よりも少ない額が支払われます。
初任給が20万円の場合、4月に支払われる給料は10万です。そのため、この給与形態の場合、初任給が少ないためいくらかの貯金がないと生活が成り立たないため、注意しましょう。
当日締め、翌月払い
「当日締め、翌月払い」は、当日まで働いた分の給料は翌月に支払われます。
例えば「月末締め、翌月25日支払い」の場合、4月1日入社である新卒は、4月働いた給料は5月25日に支払われます。
そのため、4月に給料が入ることはありません。1ヵ月以上無収入になるため、大学生のうちに多少貯金をしていないと、生活できません。
学生時代に30万円以上貯金があると楽
社会人になる前に必ず30万円は貯金をしておきましょう。
新生活には引っ越しや家具等を一新することが多いため、かなりのお金が必要になります。
親に借りれるなら問題ありませんが、自分の貯金からすべて支払うのなら貯金がいくらあっても足りないなんてことも。
私の場合、たまたま社員寮にはいることができ、設備も自分で買いそろえる必要がなかったため、30万円程度の貯金で5月末まで生き抜くことができました...
しかし、もし社員寮ではなかった場合、30万円程度の貯金では初任給の支払いタイミングまで生活できなかったと思います。
そのため、必ず学生時代に貯金をしておくことが重要になります。
会社によって初任給の支払いタイミングが違うため、人事に問い合わせしておくと後々楽になるので、先延ばしせず早めに確認しておきましょう。
まとめ:4月はもらえないと思って行動しよう
記事のポイントをまとめます。
✔初任給の支払いタイミング
- 当月末締め、当月払い
- 〇日締め、当月〇日払い
- 当日締め、翌月払い
✔学生時代に必ず貯金すること
「初任給が4月末に必ず支払われる」と思っていると痛い目を見ることがあります。
初任給の額や支払いタイミングは事前に確認しておくと安心できます。会社のホームページや人事に問い合わせておきましょう。
また、給料がいくら支払われるかも重要ですが、月に必要な出費を事前に把握しておくことも大切です。
日本人の給料は年々下がってきているので、必要な生活費を把握し、毎月一定金額貯金をできるようにしておきましょう。
貯金できるか不安な方は、下記の記事を参考にしてください。
それでは、また。