読書

読書しても内容が頭に入らない理由とは?”記憶に残る”本の読み方

読書しても内容が全然頭に入らないから、本を読む気になれない...どうやったら読書内容が記憶できるのか教えてほしい!

このような意見に対して、お応えしていきます。

✔本記事を読むメリット

  • 読書内容を記憶するコツがわかる
  • 具体的な実践方法が知れる

まず読書の内容を1ヵ月も覚えている方は、ごく少数です。

その少数の方が、読書の内容を記憶に残す際に行う、ちょっとした工夫があります。

この記事では「読書内容が頭に入らない」について、読書内容を記憶に残す読み方について解説します。

Contents

読書しても内容が頭に入らない理由

  • 読書する目標を設定していない
  • 自分に合わないレベルが高い本を読んでいる
  • 受動的な読書している

読書しても内容が頭に入らない主な理由として、上記の3つが上がるため、ひとつずつ見ていきましょう。

読書する目標を設定していない

読書する際に、目標設定しないとモチベーションが下がり、記憶の定着率が下がったり途中で本をやめてしまうことが多いです。

読書に問わず何かをする際は、必ず目標設定をするようにしましょう。

目標やゴールなどを設定しておくと、それに向かって努力しようと思えますし、なによりモチベーションが違います

読書目標が不明確であると、何に着目して読むのか、なぜこの本を読んでいるのかがあいまいとなります。

✔読書目標を定めないデメリット

  • 読書のモチベーション低下
  • 記憶の定着率が下がる
  • 読書で何も得られないから読書嫌いが進む

自分に合わないレベルが高い本を読んでいる

✔チェックポイント

  • 専門書ばかり読んでいる
  • 基礎レベルの本は読まない
  • 友人に勧められた本しか読まない

上記のチェックポイントに当てはまる方は、自分に合わないレベルの高い本を読んでいる可能性が高いため注意しましょう。

本にはそれぞれレベルがあり、その人に合った本を読まないと、何が書いてあるのか理解できず、本の内容を覚えることは非常に困難です。

小学生の算数は、足し算引き算など簡単なものから始めたように、物事には順序があるため、根本である基礎をおろそかにしてはいけません。

また、友人と同じ知識を持っているとは限らないため、借りる際はどのレベルの内容が書かれているかチェックしましょう。

基礎は何においても重要であることを忘れてはいけません。

受動的な読書をしている

読書は書かれた内容をそのまま読むだけなので、頭を使う必要がなく、受動的になる場合が多いです。

受動的な学習であると、物事を身に着けるスピードが極端に遅くなります。

例えば日本の英語の授業は、文法や単語を学ぶだけにとどまるため、英語を話せる方は少ない傾向にあります。

日本人で英語を話せる人は、学校の授業だけでなく、英会話教室に通ったり、海外へ留学したりといった、受動的ではなく能動的な学習をされている方が多いです。

読書の場合は、以下の点に注意しましょう。

✔チェックポイント

  • 本の内容に疑問を持たない
  • 声に出さず黙読している
  • 本の内容はすべて正しいと考えている
チェックポインに当てはまるのなら、読書方法を変える必要があります!

読書しても本の内容が頭に入らない時に試したいこと

  • 読書する目標をつくる
  • 誰かに話すつもりで本を読む
  • 自分のレベルに合った同ジャンルの本を3冊以上は読む

読書しても本の内容が頭に入らない時は多々あります。その際に、試してほしいことを3つあげます。

これさえやれば、以前よりも記憶の定着率は上がるため、実践してみましょう。

読書する目標をつくる

読書のモチベーションを上げるために、読書する目標を立てると、より読書内容を記憶することができます。

読書する際に、より記憶に残すために目標設定を行いましょう。

目標を明確に立てることで、「その本の言いたいことは何なのか」や「自分の知りたい知識はどこに書かれているか」を集中して読み解こうとします。

より具体的に目標を立てることで、記憶の定着率が上がります。

✔具体的な目標設定の例

  • 本からどんな知識を得たいのか
  • 本から得た知識を何に活かすのか
  • 自分の知識は正しいか本で確認する

誰かに話すつもりで本を読む(要約する)

読書する際は、他人に教えることを踏まえて読み進めることで、本の内容の理解度が増し、記憶の定着率が上がります。

他人に教えること前提で読書を行うと、内容を理解しようと前向きに本に向かうことができるため、本の内容が頭に入ります。

他人に教えるには、ある程度は理解していないと教えることができませんし、他人に教える前提で本を読むことで、どこが重要なのか集中して読み解こうとします。

これが記憶の定着につながり、受動的に読書するより、本の内容が頭に入ります

✔要約のコツ

  1. 章ごとに30字程度でまとめる
  2. 章ごとにまとめた要約の中で、作者が言いたいことを3つピックアップ
  3. ピックアップした3つの要約をさらにまとめる

自分のレベルに合った同ジャンルの本を3冊以上は読む

✔同ジャンルの本を複数冊読む理由

  • 重複している部分が、その分野において重要であることがわかる
  • 著者ごとに解釈が違うため、多角的な視点から見ることができる
  • その分野を深く理解することができる

同ジャンルの本を複数読むことで、上記のようなメリットが得られます。

1冊の本を読むだけでは、すべてを理解することは難しいし、知識が限定されます。

しかし、複数の本を読むことで、その分野において重要な部分は何なのか、深く理解することができます。

そのため1冊目に読む本は、その分野の入門書から読み、徐々に難易度を上げていくことをおすすめします。

1冊で頭に入らないなら、その本が自分に合っていなかった可能性もあるため、その分野の本を多読してみましょう。

読書しても忘れるのは当たり前!アウトプットを意識

読書は文章を読むだけなので、受動的になりがちです。アウトプットを積極的に行い知識を吸収しましょう。

例えば英単語を暗記するとき、ただ単に読むだけでは覚えられないため、音読して覚えた人は多いはずです。

単純に読むだけでは頭に残らないため、記憶に定着させていのなら、アウトプットを意識して読書をしてみましょう。

✔アウトプットの例

  • 読書の要約をする
  • 読書の感想をSNSに投稿する
  • 友人に本の感想を話す

まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • 読書する目標を立てる
  • 本の要約を行う
  • 自分のレベルに合った同ジャンルの本を複数冊読む

読書の内容が頭に入らないのなら、上記を試してみてください。

特にアウトプットを意識して読書を行うことで、より記憶の定着率が上がります。

それでは、また。

ABOUT ME
hironiisan
大学院に通っている、ヒロ兄と申します。 趣味は、研究/読書/散歩/筋トレ。 大学生に有用な情報を提供していきます。