このような意見に対して、お応えしていきます。
✔本記事の内容
- 簡単なうつ病診断を行う
- うつ病の原因・対処方法
- うつ病を発症&改善したときの体験談
✔本記事の信頼性
- 新卒で軽度のうつ病にかかった経験をもとに執筆
- およそ1ヵ月でうつ病が改善した体験談の紹介
最近働くのが憂鬱で、「新卒 うつ病」や「会社 行きたくない」と調べている方は、うつ病にかかっている可能性が高いです。
そのため、違和感を感じている早いうちに、病院やカウンセリングを受けるようにしましょう。
「病院に行くほどなの?」といった疑問があるかもしれませんが、もし対処が遅ければ最悪そこで人生が終了します。
私の場合は軽度であったため、カウンセリングを受けて改善しましたが、早めに診断を受けなかったと思うとぞっとします。
そのためこの記事では、うつ病の診断とうつ病の対処方法について解説します。
Contents
新卒うつ病予備軍の診断
- 気分が落ち込む
- 疲れた感じが続く
- 何も興味がわかない
- 食欲がない、または暴食する
- 仕事に集中できない
- 何気ないことにイライラする
- 以前より睡眠時間が減った
上記の項目に当てはまる数が多いほど、うつ病である可能性が高いです。
特に新卒者は、「慣れない環境」「初めての職場での人間関係」「長時間労働」といった多くのストレスにさらされます。
もしうつ病の自覚があるなら、すぐに医療機関を訪ねて対処しましょう。
うつ病まではいかなくても、「少し気分が落ち込みやすくなった」「何も興味がわかない」といった症状がみられる方は、次のうつ病の対処方法を参考にしてください。
うつ病の対処方法:おすすめ4選
- 感情を紙に書く
- 友人に悩みを打ち明ける
- 運動を習慣化する
- 読書をする
うつ病対策は、「気分を変える」ことから始まります。
そのため「気分転換」ができることなら、何でも良いのですが、医療機関でおすすめされていること、また実際に私が行ってみて効果が高かったものをご紹介します。
感情を紙に書く
おすすめ度は非常に高く、うつ病に効果的なのが、「感情を紙に書く」ことです。
やり方は非常に簡単で、仕事が終わった後や寝る前に20分間、その日思ったことや感情を紙に書き出します。
最初に20分間書き続けるのは難しいため、5分から始めてみましょう。
紙に書くことで、自分の感情と向き合うことができ、その感情を受け入れ、何に対してネガティブな感情を持つのか、何を重要視しているのかを知り、認めることで、不安感を減らすことができます。
数ヵ月、数年先に読み返してみることで、「つまらないことに悩んでいた」と感じ、今後些細なことでは動じない精神力を身に付けることができるので、「感情を紙に書く」はうつ病対策におすすめです。
友人に悩みを打ち明ける
おすすめ度は低いですが、友人に悩みを打ち明けるのも、うつ病対策になります。
ただし、なんでもかんでも打ち明けるのはやめておきましょう。
打ち明けたら必ず解決するわけではないし、相談相手にも負担を背負わせることになり、最悪友人関係にひびが入ります。
相談する際は、うつ病であることは隠して、「体調不良」「食欲がない」など、はぐらかして話すことをおすすめします。
運動を習慣化する
おすすめ度は非常に高く、運動を習慣化し、定期的に体を動かすことが、うつ病対策になります。
うつ病になる原因として、神経伝達物質のひとつであるセロトニンの分泌が少ないと言われています。
そのため、体に負担が少ない「ウォーキング」や「軽いランニング」などの有酸素運動はセロトニンの分泌を促進させる効果があります。
適度な運動を毎日行うことで、セロトニンが分泌され、うつ病の予防や改善が期待できます。
体力に自信がある方は、HIITトレーニングをおすすめします。
気になる方は、下記の記事を参考にしてください。
読書をする
読書をすることも、うつ病予防と改善に効果が高いため、おすすめ度は高いです。
サセックス大学の研究によると、音楽鑑賞や動画視聴、コーヒーブレイクなどよりも、「読書」のほうがストレス解消効果が高い結果が出ました。
本を読むことで、一時的に不安やストレスから逃避できるからだと、研究者は分析しています。
そのため最近よく眠れていないなど、うつ病の症状が出ている方は、読書を試してみるのはいかがでしょうか。
1ヵ月でうつ病が改善した体験談
新卒うつ病の体験談
私が軽いうつ病にかかったのは、入社してから約3か月たったころ。「志望していない部署に配属」「パワハラの間接被害」から、うつ病を発症しました。
今思えば、私はコミュニケーションをとるのが苦手であり、まったく向いていない体育会系の部署に配属されたのが原因であったと考えています。
その結果、もともと抱えていた不眠症の悪化し、寝れないストレスから時々朝に嘔吐していました。
そんなどうしよもない時に、友人がカウンセラーをしていることを思い出し、相談することにしました。
その友人は、休職することを進めていましたが、どうしても休職をしたくななかったので、他の案を聞き出すことに...最終的には「普段上司がいない場所で仕事をする」「定期的な運動を取り入れる」ことを行いました。
およそ1か月間気を付けた結果、うつ病の症状が見られなくなり、現在はうつ病におびえることなく働いています。
軽いうつ病を経験したことで変わった人生観
うつ病を経験したことで、人生観が変わったと感じています。特に顕著なのが、「お金よりも自由が欲しい」と考えるようになったことです。
会社という狭い環境の中、約40年想像もできない理不尽な目に合い、そこそこの給料をもらって生活するよりも、自分がやりたいことや、楽しいと感じたことにことに時間を使う...そんな風に生きてみたいと思うようになりました。
苦しいのは自分だけではないし、「そんな甘いことをいうな」と思う方もいると思います。
しかし人生は1度だけ...誰だってしんどい仕事を続けるより、心から楽しいと感じることを仕事にしたいと思うのは当然のことです。
現在は奨学金という名の借金があるため、会社に勤めていますが、ゆくゆくは自分が楽しいと感じる職業に就きたいと考えています。
田舎でのんびりとするのもいいですね!
まとめ
記事の内容をまとめます。
- 簡単なうつ病診断を行う
- うつ病の原因・対処方法
- うつ病を発症&改善したときの体験談
うつ病になってから行動を起こすのは、はっきり言って手遅れであり、改善するためには少なくとも数ヵ月はかかります。
「ストレスが原因で十分な睡眠がとれない」「食欲がない」といった症状をかかえている方は、一度専門医に相談してみましょう。
人生で最も大切なのは、「健康」であることです。
早め早めの対策を意識して、自分にとって最高の人生を積み上げていきましょう!
それでは、また。