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いつ、何をすればいいかわからない…就活の流れを徹底解説!

就活を始めよう!と思っていても、何から始めていいかわからない...そんな方は、まずは就活の流れを理解しましょう。

就活の流れさえ押さえておけば、余裕をもって準備ができます。

基本的な流れは確実に押さえておきましょう。

Contents

基本的な就活の流れ

まずは、基本的な流れから解説していきます。

                     出典:マイナビ2020

こちらは大手就活サイト「マイナビ」が発表している就活スケジュールですが、絶対に鵜呑みにしてはいけません

少なくとも1ヵ月は早めに準備を始めてください。

一般的には、学部3年の6月から就活準備が開始し、10月に内定が確定するといわれていますが、このスケジュールを順守する企業はほとんど存在しません。

そのため、早めの準備をしましょう。

就活スケジュールの具体的な解説

ここからは就活の具体的なスケジュールを見ていきます。

(1) 学内セミナー

(2) 筆記試験の勉強

(3) 自己分析

(4) 業界(企業)研究

(5) 夏季・冬季インターンシップ [6月~2月]

(6) 合同説明会 [3月~]

(7) プレエントリー [3月~]

(8) 企業説明会 [3月~]

(9) 選考 [3月~]

(10) 内定 [10月]

この順番が基本になります。人によれば多少前後します。

この就活の流れから見てわかる通り、3月から選考が開始します。そのため、就活準備は2月末までに万全の状態にしなければなりません。

次に具体的な解説に移ります。確実に押さえましょう。

学内セミナー

木造の教室と黒板

・3年生の4月〜選考が始まるまで

就活開始前には必ず学内で就活セミナーが開催されます。

  • 就活の流れ
  • 自己分析の方法
  • 業界・企業研究のやり方
  • インターンシップの説明
  • エントリーシートの書き方
  • 面接

などなど、就活の基本を長期に渡ってセミナーで解説してくれています。聞き流している学生がいるかと思いますが、これだけは必ず聞くようにしてください。

ここでスタートダッシュを切れないと必ず後悔します。

もしわからないことがあれば1度、就活指導教員や先輩、キャリアセンターを訪ねてください。

筆記試験の勉強

積まれた本と、徹夜で調べものをする様子

・3年生の6月〜選考が始まるまで

就活において最初の難関と呼ばれるのが、筆記試験になります。

筆記試験には企業により内容が変わるため、様々な種類があります。

その中でも特に大手や人気企業でよく使われる代表的な筆記試験をご紹介します。

・SPI

・玉手箱

・CAB、GAB

・TG-WEB

・CUBIC

・TAP

・SCOA

筆記試験のの種類により難易度が変わってきます。勉強をしなくても簡単に解くことができる問題もあれば、絶対に解けない問題も出題されます

また、企業独自の筆記テストもありますので、油断できません。

不安な方は早めの対策をお勧めします。

自己分析

迷子をスマホのGPSで探すエプロン姿の介護士

・3年生の4月〜選考が始まるまで

自己分析は、「自分を探る」作業のことです。

特に就活の際、エントリーシートに「自己PR」を書かないといけません。その時に、自己分析をしていないと、何を書けばいいかがわかりません。

  • どんな仕事がしたいか
  • どんな仕事が自分に向いているか
  • どんな会社に行きたいか
  • 自分のできることは何か
  • 自分らしさとはなにか

また、エントリーシートだけではなく、面接時にも自己PRの時間は設けられています。そのため、あらかじめ軸を決めておかないと、一貫性がなく、自己PRをすることができません。

もし、自己分析に困ったら、周りの親しい人に聞くのが一番です。自分では見つからないあなたのいいところがわかるかもしれません。

業界(企業)研究

日本文化の研究に熱心な若い外国人男性

・3年生の4月〜選考が始まるまで

「業界研究」とは、業界の種類や特徴を知り、自分の興味があることを知り、行きたいと思う業界を見つけるために行います。

この作業を行わないと、エントリーシートが書けません。

・志望する業界の情報を集める

・志望する業界を絞る

志望する業界が決まっている方はいいのですが、決まっていない方はまずは、情報集めを行ってください。

興味があるない程度の仕分けでいいので、とにかく情報を集めましょう。

夏季・冬季インターンシップ

資料を抱え元気よく手を振るインターン生

・3年生の6月〜2月まで

夏季・冬季インターンシップは、内定に直結するかもしれない重要なイベントになります。

まず、インターンシップとは、夏は長期(2週間以上)、冬は短期(1~3日)の期間で行われます。そこで、企業とマッチングするかどうか、企業説明や、社員との座談会、実際に企業で行われている業務を体験し判断します。

ここで重要なのが、業務体験で成果を残すことができれば、その場で内定が決まる場合があることです。他にも、優先的に次のインターンシップや、企業説明会の参加券がもらえることがあります。

授業や研究で忙しいとは思いますが、自分の将来のためにも、必ずインターンシップには参加しましょう。

合同説明会

「ここ試験に出るから」と重要事項を説明する塾講師

・3年生の3月〜選考が始まるまで

合同説明会とは、1つの会場に多くの企業が集まり、それぞれのブースで企業説明を受けることができるイベントになります。

1日で10社以上の企業について、知ることができます。

しかし、時間は非常に短く、企業のさわり程度しか知ることができないため、正直行く必要はないかと思います。

ただし、就職したい企業が絞れている方に対して言えることであり、就きたい業界も絞れていないという方は参加すべきです。

たくさんの企業情報を入手し、早めに就職したい業界を絞りましょう。

プレエントリー

エントリーシートを見ながら転職のアドバイスをする男性

・3年生の3月〜選考開始まで

3月1日から、大手就活サイト「リクナビ」や「マイナビ」等がオープンし、本格的に就活が始まります。

ここでプレエントリーとは、企業の情報を受け取れる状態にすることを示します。

プレエントリーに数の制限はありません。

そのため、20社程度の企業にプレエントリーすることが望ましいかと思います。そこから、本選考に進むために、企業説明会に参加し、選考に移りましょう。

企業説明会

社員全員のデスクトップ画像を社訓の画像に強制変更

・3年の3月〜選考が始まるまで

企業にプレエントリーを送ってから、最初に通知されることが企業説明会のエントリーになります。

企業説明会で説明される内容は以下になります。

・企業の特色

・自社の強み

・部署の説明

・グループワーク

・先輩との座談会 

・etc

また、企業説明会には、10社程度エントリーすることになると思います。

企業説明会に参加しなければ、選考には進めません

本気で就職したい企業ならば、早めに企業説明会にエントリーしましょう。

選考

予定表に書き込む

・3年の3月〜就活終了まで

個別面談が終われば、いよいよ選考が開始されます。

  1. エントリーシートの提出
  2. 筆記試験
  3. グループ面接
  4. 個人面接 2,3回(人事、役員面接)
  5. 内定

これが一般的な選考の流れになります。

この他にも最近AI面接などが実施される企業も見られます。

必ず選考の対策を行いましょう。

内定

書類選考通った!(就活女子)

・3年の3月〜就活終了まで

選考を突破すれば、2週間程度で内々定通知が届きます。

しかし、10月1日以降でないと学生に内定が出せない決まりがあるので、それまで学生を繋ぎ止めるために「内々定」を出します。

他にも長く企業に勤めてもらうために、「内々定を受けるなら、後付け推薦の提出を求める」企業が増えています。

すぐに返事をするのではなく、本当にこの会社で働きたいのか、今一度考え、内定を受理するといいでしょう。

まとめ

以上が、就活の基本的な流れになります。

あくまで基本的な流れで会って、人によっては変わってくるかと思います。

・早めに就活の対策を取りたい

・早く内定が欲しい

このように考えている方は、この記事を参考に、早めに就活対策に取り組むのはいかがでしょうか。

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hironiisan
大学院に通っている、ヒロ兄と申します。 趣味は、研究/読書/散歩/筋トレ。 大学生に有用な情報を提供していきます。