このような意見に対して、お応えしていきます。
✔本記事を読むメリット
- 読書ができない人が本と向き合える方法
- 読書家と読書ができない人の差がわかる
読書ができない人に理由を聞くと、「面倒くさい」や「文章を読むのがつらい」などの言葉が返ってきます。
最近では読書離れが進み、調査によると1ヵ月に1冊も本を読まない人は47%いるそうです(※)。
勉強が仕事である大学生は、48%も本を読まないのだとか...
これだけの人たちが本を読まない理由は、本に苦手意識が刷り込まれているからではないでしょうか。
この記事では「読書ができない人が知るべき勘違い」についてご紹介します。
少し考え方を変えるだけで、読書に対する偏見がなくなり本に対する謎の抵抗感が消えるので、ぜひ参考にしてください。
Contents
本を読む人=頭のいい人ではない
✔読書家のイメージ
- 知的で物知りな人
- 物静かで頭がよさそう
読書をよくする人のイメージは、上記のような方ではないでしょうか?
しかし、「本を読む人=頭のいい人」ではありません。
本とは知識を手に入れる道具なので、逆に物事をよく知らない人が読むべきものです。
ただし、本を読む人は頭がいい人が多い傾向にあります。
というのも、本をよく読む人はそれだけ多くの知識に触れているということ。
また読書をする人は、継続して勉強できる人であるため、読書を続けるだけで頭がよくなることはあります。
本は娯楽であること
本は知識を得ること以外にも、「他人の人生を追体験」したり「フィクションを楽しむ」といった”娯楽”に用いられている...ということ知っていますか?
ここで「そんなこと知っているよ!馬鹿にするな‼」と考えた方がいるかと思います。
そんな方にひとつ質問を。
私が思うに、読書ができない方は本に対して難しく考えすぎています。
おそらく読書ができない方は、読書家は頭が良い人で、自分は賢くないから読書は向いていないと考えているのだと思います。
「本=娯楽」、ゲームや漫画と同じ!と考えると、本に対する苦手意識がなくなると思えませんか?
本の内容はすべて理解しなくてよい
- 本を買ったのだから全部読み切らないといけない
- 隅から隅まで読まないと内容は理解できない
- 完璧主義だから読まないと落ち着かない
上記のように思い、本に書かれている内容を全部読み、内容をすべて理解しようと意気込んでいませんか?
結論、「気になるところだけ読む」これにつきます。
例えばビジネス書だったら「筆者の結論」、小説なら「会話」のみ読むことです。
試しにやってみると、意外とこれだけで内容が理解できます。
一度拾い読みをしてみて、「面白い」「すごくためになった」と感じたら、もう一度本を読み直しましょう。
興味を持つことができれば、その本と縁があったということ!その本を何回も読んでその知識をものにしましょう。
簡単な本で読書する!難しい本は後で
✔ここでいう簡単な本とは
- 対象の内容を8割以上知っている
- その分野の基礎知識で読み解ける
- 難しい日本語を用いていない
上記に当てはまる簡単な本から読み始めましょう!
いきなり難しい本を読もうとすると、知らない単語や難し言い回しがでてくるたびに手が止まり、それが原因で読書ができなくなります。
ある分野の内容が書かれた本を読む場合は、簡単な単語で解説されているかチェック!また、ある程度内容がわかる本だと、頭に入りやすいです。
1冊の本から知識を得るのではなく、複数の本から知識を得るほうが、結果効率がいいため多読を意識しましょう。
”ひとつの本にこだわらないこと”が読書ができないを脱却するカギ
ひとつの本にこだわらず、自分には難しいと感じたらそこで本を閉じること!ある程度知識がついたら、再度読み直しましょう。
読書が嫌いにならないテクニックの一つで、読んでいる本の内容が難しいと感じたら、そこで本を閉じましょう。
しかし、そこで本自体を読むのをあきらめるのではなく、本のレベルを一つ落として、内容を理解し、再度読み直しましょう。
私も始めて学ぶ分野で、本を使って学習するとき難しいと感じたら、漫画や専門用語が書かれていない本を探して、知識を付けてから読み直しています。
専門用語が使われていない簡単な本を探すのが難しいなら、本の要約サイトや、レビュー記事を参考にしてみましょう。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 本の内容はすべて理解する必要はない
- 本の内容が理解できないなら、基礎レベルの本を先に読む
読書を難しく考える必要はありません。
何か疑問があれば、インターネットで検索して疑問を解決しますよね。
本はその内容をさらに深く掘り下げて解説されたもので、インターネットの役割と大差ありません。
「本=娯楽」と考え、読書に取り組んでみましょう。
もし集中力不足が原因で読書が苦手になったのなら、下記の記事を参考にしてください。
それでは、また。